引越し見積もりを安くするポイント

引越し見積もり書は金額しかチェックしない…なんて方も少なくないようですが、せっかく訪問見積もりに来て貰ったのに詳しい内訳を参考材料にしないのは本当にもったいないことです。専門用語が含まれていたり細かい数字が多い引越し見積もり書は一見難しそうに感じるかも知れませんが、実はどの引越し業者も使用する項目は共通しています。
ずらずらと項目が並んでいたとしても、引越し見積もり書は大まかに分ければ「運賃」、「車両留置料」、「実費」、「オプションサービス」の4種類から構成されているシンプルなものです。運賃は基本料金と割増料金に分かれ、実費は更に人件費と梱包資材料などの項目に分類されますが、引越しの見積もりを複数社から取って実際に目にしてみればすぐに慣れると思います。
細かい項目がたくさんあるとげんなりしてしまうかも知れませんが、大雑把にしか書いていない引越し見積もり書の方が危険です。例えば梱包資材に関してもただ「梱包資材(ダンボールなど)」なんて括りで総額しか書いていない引越し業者より、チェックするのは大変でも「布団袋450円、エアーキャップ5,000円」などと詳しい単価を記載してくれる業者さんの方が安心です。
もちろん金額をごまかす為に内訳を意識的に細分化している悪質な会社もあるようですから、まずは1つ1つの項目がどの内訳に該当するのか仕分けすることから始めましょう。「ダンボールが無料なのにダンボール以外の梱包資材が案外高い!」なんて盲点が見つかるかも知れません。