車両留置料

引越し見積もり書が作成されたら、各項目の金額が相場の範囲内におさまっているかどうか確かめなくてはなりません。今回は「車両留置料」についてお話したいと思います。
具体的に使用する用語は引越し会社によって異なる可能性がありますが、引越し見積もり書は基本的に「運賃」、「車両留置料」、「実費」、「オプションサービス」の4項目で構成されています。車両留置料と言う用語は引越し業界独特の言葉ですから聞き慣れないかも知れません。車両留置料とは引越し作業の時、引越しを依頼した側の人間のミスや不手際のせいで運送トラックの駐車時間が長時間に渡ってしまった場合に発生する引越しの費用です。運賃や人件費同様車両留置料に関してもある程度決まりがあり、6トントラック以下なら2時間、6トントラック以上の容量のトラックなら2時間30分以上が経過すると、以後30分につき1,500円から2,500円前後のお金が請求されてしまいます。
運賃の基本料金は距離制、時間制の2種類の計算方法がありますが、車両留置料が発生するのは距離制運賃の時だけです。つまり、現住所と新しい住まいの距離が100km以上を超えた場合の引越しの時に関係する項目ですから、該当する場合はこういった出費に対しても把握しておきましょう。
引越し費用節約の為、業者さん側のスタッフの人数を減らして自分たちで作業をこなす予定の方も少なくありませんよね。節約タイプの作業員兼ドライバー1人しかこないプランも人気を集めています。けれど人手が足りず作業が思うように進まなかった場合など、こういった諸費用も存在することは覚えておかなくてはなりません。

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